電話とファクスとコンピューター ダイヤルアップ モデムを一緒に利用する
電話とファクスとコンピューター
ダイヤルアップ モデムを一緒
に利用する
電話回線をファクスと電話の両方に使用する場合は、次の手順に従ってファク
スをセットアップします。
コンピューターの電話ポートの数によって、コンピューターを使用してのプリ
ンターのセットアップ方法が
2 つあります。操作を開始する前に、コンピュー
ターに備えられている電話ポートが
1 つか 2 つかを確認します。
注記 コンピューターに
1 つの電話ポートしかない場合、図に示すように
パラレル
スプリッター (カプラとも呼びます) を購入する必要があります
(パラレル スプリッターは前面に RJ-11 ポートが 1 つ、背面に RJ-11 ポー
トが
2 つあります。前面に 2 つの RJ-11 ポート、背面にプラグがある 2 線
式の電話スプリッター、シリアル
スプリッター、またはパラレル スプリッ
ターは使用しないでください
)。
パラレル
スプリッターの例
電話ポートが
2 つあるコンピューターと同じ電話回線上にプリンターをセッ
トアップするには
プリンターの背面図
5
4
3
2
1
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
243
1
壁側のモジュラージャック
2
プリンター付属の電話コードを使用して
1-LINE ポー
トに接続します。
3
パラレル
スプリッター
4
モデム搭載コンピューター
5
電話機
1
.
プリンターの背面の
2-EXT と書かれているポートから白いプ
ラグを抜き取ります。
2
.
コンピューター
(コンピューター モデム) の背面から壁側のモ
ジュラージャックに差し込まれている電話コードを見つけま
す。この電話コードを壁側モジュラージャックから抜き、プリ
ンター背面の
2-EXT というラベルの付いたポートに差し込み
ます。
3
.
電話をコンピューター
ダイヤルアップ モデムの背面の "OUT"
ポートにつなぎます。
4
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラ
ージャックに、もう一方の端をプリンターの背面に
1-LINE と
書かれているポートに接続します。
注記 国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話
コードを接続する必要がある場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、
ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。この専用電話コードは、
自宅やオフィスで使用し
ている電話コードとは異なります。
5
.
モデムのソフトウェアで、ファクスをコンピューターに自動受
信するよう設定している場合は、その設定を解除してくださ
い。
注記 モデムのソフトウェアで自動ファクス受信の設定を
解除しないと、
プリンターでファクスを受信できなくなりま
す。
付録
C
244
追加のファクス
セットアップ
6
.
ここで、プリンターでのファクス呼び出し音の応答方法を、自
動または手動に決めます。
•
着信に自動的に応答するようにプリンターをセットアップ
すると、すべての着信に応答しファクスを受信します。こ
の場合、プリンターはファクスと電話を区別できません。
したがって呼び出しが電話であると思ったら、プリンター
が応答する前に電話にでる必要があります。着信に自動的
に応答するようにプリンターをセットアップするには、
[自
動応答
] 設定をオンにします。
•
ファクスに手動で応答するようにプリンターをセットアッ
プする場合、ユーザーが手動で受信操作を行う必要があり
ます。そうしないと、プリンターはファクスを受信できま
せん。着信に手動で応答するようにプリンターをセットア
ップするには、
[自動応答] 設定をオフにします。
7
.
ファクス
テストを実行します。
プリンターが着信に応答する前に受話器を取って、送信側ファクス機からのフ
ァクス
トーンが聞こえた場合は、手動でファクスに応答する必要があります。
電話回線を電話、ファクス、およびコンピューターのダイヤルアップ
モデム
に使用する場合は、次の手順に従ってファクスをセットアップします。
プリンターとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くの
サービス
プロバイダ、またはメーカーにお問い合わせください。