ケース D: 同じ回線でファクスと着信識別サービスを一緒に利用
ケース
D: 同じ回線でファクスと着信識別サービスを一緒に利用
1 本の電話回線に複数の電話番号があり、その電話番号ごとに呼び出し音のパ
ターンを変える、電話会社の着信識別サービスを利用している場合、次のよう
にプリンターを設定します。
プリンターの背面図
1
2
1
壁側のモジュラージャック
2
プリンター付属の電話コードを使用して
1-LINE ポ
ートに接続します。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電
話コードを接続する必要がある場合もあります。
着信識別サービスの環境でプリンターをセットアップするには
1
.
プリンターに付属の電話コードの一方の端を壁側のモジュラ
ージャックに、もう一方の端をプリンターの背面に
1-LINE と
書かれているポートに接続します。
注記 国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話
コードを接続する必要がある場合もあります。
付属のコードで壁側のモジュラージャックとプリンターを
接続しないと、
ファクスの送受信が正常に行われないことが
あります。この専用電話コードは、
自宅やオフィスで使用し
ている電話コードとは異なります。
2
.
[自動応答] の設定をオンにします。
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)
233
3
.
[応答呼出し音のパターン] 設定を変更して、電話会社がお使い
のファクス番号に指定した呼び出し音のパターンに合わせま
す。
注記 デフォルトでは、プリンターは呼び出し音のすべての
パターンに応答します。お使いのファクス番号に割り当て
られている呼び出しパターンに一致するように
[応答呼出
し音のパターン
] を設定しないと、プリンターは、電話と着
信ファクスの両方に応答するか、
そのどちらにも応答しない
場合があります。
ヒント プリンターのコントロール
パネルにある呼出し音
のパターン検出機能を使用して、
着信識別を設定することも
できます。この機能により、
プリンターは着信に基づいてこ
の着信の呼び出し音のパターンを認識および記録し、
電話会
社によってファクス受信に割り当てられた着信識別音のパ
ターンを自動的に特定します。詳細については、
着信識別応
答呼び出し音のパターンの変更を参照してください。
4
.
(オプション)[応答呼出し回数] 設定を最小設定 (呼び出し 2 回)
に変更します。
5
.
ファクス
テストを実行します。
プリンターは、指定した呼び出し回数
([応答呼出し音のパターン] 設定) の後、
指定した呼び出しパターン
([応答呼出し回数] 設定) が割り当てられた着信に
自動的に応答します。プリンターは、送信側のファクス機へのファクス受信ト
ーンの発信を開始して、ファクスを受信します。
プリンターとオプション機器のセットアップで問題が生じた場合は、お近くの
サービス
プロバイダ、またはメーカーにお問い合わせください。
付録
C
234
追加のファクス
セットアップ