エラー補正モードでのファクス送信
エラー補正モードでのファクス送信
[エラー補正モード] (ECM) は、ファクスの転送中に発生したエラーを
検出し、自動的にエラー部分の再転送を要求することで、電話回線の不
良によるデータの喪失を防止します。電話回線が良好な場合は、電話料
金への影響はなく、さらに電話料金を下げることもあります。電話回線
が不良な場合は、
ECM によって送信時間が長くなり、そのため電話料
第
5 章
62
ファクス
金が上がりますが、データ送信の信頼性が増します。デフォルトの設定
は
[オン] です。ECM によって電話料金が極端に上がる場合や、電話料
金を下げる代わりに品質が劣化してもかまわない場合にのみ、
ECM を
オフにしてください。
ECM 設定をオフにする前に、以下を検討してください。ECM をオフに
する場合
• 送受信するファクスの品質と送信速度に影響があります。
• [ファクス速度] が自動的に [標準] に設定されます。
• カラー ファクスの送受信を行うことができなくなります。
コントロール
パネルから ECM 設定を変更するには
1
.
[ホーム] 画面から、 (右矢印) をタッチして、[セットアップ]
を選択します。
2
.
[ファクス設定] をタッチし、[ファクス詳細設定] を選択しま
す。
3
.
[エラー補正モード] を選択します。
4
.
[オン]または[オフ]を選択します。